Starbound moddingメモ

starboundのマルチプレイ対応moddingのあれこれについての備忘録

jsonファイル⇔ゲーム内アイテム間のエクスポート/インポートについて

のちのちカスタム武器の作り方についても書いていくつもりなので必須の作業としてとりあえず書いておきます

 

 

 

現在、キャラクターのインベントリに入っているアイテムをjsonファイルとして書き出す(エクスポート)またはその逆(インポート)を行うには二通りの方法があります。

 

①starcheatを使ったエクスポート/インポート

メリット:簡単な操作でエクスポートとインポートが行える

デメリット:起動時のえげつないロード時間,macでは動作しない

 

②DescriptorToCommandとItemEditorを使ったエクスポート/インポート

メリット:starcheatがいらないのでとにかく早い

デメリット:エクスポートに関しては若干手順が多い

 

 

といった感じです。ちなみに私は②の手段で作業してます。エクスポートに関しては若干煩わしい所もありますがインポートに関してはこれ以上に良い手段はないくらい手軽にできます。

 

それでは各手段の手順の詳細を

 

①starcheatを使ったエクスポート/インポート

 

ilovebacons.com

 

上のリンクからstarcheat(SB1.3用)が落とせます。

現在、starcheatの使用にはベーコン鯖の会員である尚且つフォーラムにスレッドを1回以上建てた事のあるアカウントに付与される「Grasy Bacon」ランクが必要です。

スレッドに関してはみんな自己紹介フォーラムみたいなところに一言書いて建ててるような感じなので適当に建てたらいいと思います。

 

ダウンロード後、exeを起動すると初回起動やアセットに変更があった場合アセットの読み込みが初めに行われ、その後プレイヤーデータの読み込みが開始されます。

 

ずっとこの状態で心が折れそうになりますがいくら早くても20分ぐらいはかかるので何か他の事をしながら待ってたらいいと思います。(読み込み時間はPCによっても増減します)

 

読み込み終了後、プレイヤー選択画面が表示され、選択すると以下のメインメニュー画面が表示されます。(所持品がジョウロばっかりなのは察してください)

 

ここまで来たら後は簡単です。

インベントリか装備品の中から好きなアイテムアイコンをダブルクリックし、「Edit Item」ウィンドウを表示させます。

左下に表示されているアイコンのうち、「↗」がエクスポート、「↘」がインポートです。エクスポートを選択した場合はjsonファイルとして出力する際のファイル名と保存先を選択するウィンドウが表示され、インポートを選択した場合はどのjsonファイルをインポートするか選択するウィンドウが表示されます。

 

インポートをした際はメインメニューの「File」から「Save」をしてセーブデータの変更を保存してください。

 

 

 

②DescriptorToCommandとItemEditorを使ったエクスポート/インポート

 

手順がエクスポートとインポートによって違うので、別々に書いていきます。まずはエクスポートから

 

はじめにItem Editor Proをインストールします。作者のワークショップ出品アイテム一覧からItem Editor Classicもダウンロードできます。ProとClassicで若干操作感が違うので好きな方をサブスクライブしてください。(以下の説明はProを用いて行います)

 

また、どちらも前提MODとしてQuickbar Miniが必要です。

 

インストールが終わったらゲームを開始し、画面右端に表示されているQuickBar Miniのアイコンから、アイテムエディターを開きます

f:id:yunyu_sb:20180213193509p:plain

以下のウィンドウが表示されたらアイテムインベントリを開き、エクスポートしたいアイテムのアイコンをクリックしてカーソルで持っている状態にし、そのまま「L」のボタンをクリックします。

するとアイテム編集のトップ画面が表示されるので、下部に表示されている「Json To Logs」を選択します。

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これでアイテムのjsonコードがStarbound.logに出力されました。

Starbound.logは(/Steam/steamapps/common/Starbound/storage)にあります。

これをnotepad++で開くと

 

無事出力できている事を確認できます。あとはこのラインを全て選択し、新しいjsonファイルとして保存すればエクスポート完了です。

(先頭の数字と[info]はjsonコードじゃないので不要)

 

保存前に「json 成型」などでサーチすれば改行やインデントを自動で行ってくれるwebツールなどがたくさんあるのでそちらを利用してから保存するとのちのち編集しやすくなります。

 

 

次にインポートですが、こちらはエクスポートと比べて非常に簡単です。

まずはDescriptor to Commandにアクセスします。

するとこのようなページが表示されるので、上のボックスにjsonコードを貼り付け、その後「Generate Text Command」を選択します。

 

すると、jsonコードが/spawnitemコードに変換されます。あとはこれをゲーム内のチャットに貼り付け、アイテムを獲得します。

 

 

 

 

アイテムのエクスポート、インポートについては以上になります。

一応書くには書きましたがこれに関してはほんとにstarcheatいらないのでは…って感じです。