Starbound moddingメモ

starboundのマルチプレイ対応moddingのあれこれについての備忘録

カスタムアイテム製作の準備

マルチプレイ対応のアイテム(武器・防具・衣装・家具など)は総じてユーザーの間で「カスタムアイテム」と呼ばれています。

 

今回はカスタムアイテム製作をはじめるにあたって必要なツールなどを書いていこうと思います。

 

 

 

●Assetの解凍,unpack (参考資料)

Assetとはスターバウンドのコンテンツファイル(画像やスクリプトや音声など)がまとめて圧縮されたものです。Steamでスタバをインストールした場合には(Steam/steamapps/common/Starbound/assets)に格納されている「packed.pak」がアセットファイルになってます。

 

アイテムをいじっていく上では欠かせない参考資料なので、解凍しておくと非常に便利です。ただ、方法についてここで書くと長くなるのと、すでに他の方々が書いてらっしゃるのでそちらを参照してください…(starbound asset unpackとかで引っかかります)

 

参考にする際に間違ってファイルを上書き保存しちゃうと次に参考にする際にまたunpackしなきゃいけなくなったりして面倒なので読み取り専用ファイルにする事をオススメします。あくまで資料なので直接いじったりはしません

 

●Item Editor (微調整・コードのエクスポート)

Item Editor Classic

Item Editor Pro

海外のmodderの方が作ったインゲームアイテムエディターです。

パラメータを微調整する際に便利なのと、インゲームアイテムをjsonコードとしてエクスポートする事ができます。(これのおかげでロード時間がありえない位長いstarcheatを起動することなくアイテムのエクスポートが出来るようになりました…)

 

 

●Descriptor to Command (コードのインポート)

Descriptor to Command

jsonコードを書いた後、ゲーム内に実装する為に必要なwebツールです。

上のボックスにコードの全体を貼り付け、「Copy to Clipboard」でゲーム内でアイテムをスポーンさせるためのspawncodeがコピーされます。

 

 

●starcheat (コードのインポート・エクスポート・その他)

ilovebacons.com

開発元は更新を停止しましたが、現在も有志の手によって最新版に対応するべくアップデートされ続けてます。直感的な操作でゲーム内アイテムをjsonコードとしてエクスポート、あるいは逆にインポートが出来ます。他にもキャラクターの肌の色をカスタマイズできたりもします。しかしツール起動時の読み込み時間が尋常ではない位長く、高スペックPCで起動していたとしても起動中にお風呂に入って戻って来れるくらいの時間がかかります。

 

 

●Drawables Generator (任意画像をjsonコードに挿入可能な文字列に変換)

ilovebacons.com

自分で描いた絵をカスタムアイテムに入れる為のツールです。

「Select Image」で画像を選んだのち、「Single Texture Directives」でコード化します。

もはやそれ以外の項目は一切使用しません。

 

 

●notepad++ (コード作成やアセットファイルの参照)

forest.watch.impress.co.jp

 jsonluaコードを書いていく際に便利なテキストエディターアプリです。

対応している{}や[]を見つけやすいのと、コードのフォーマットに応じた色分けをしてくれるので大変ありがたいです

 

 

 とりあえず必要なのはこのあたりですが、他に便利なものが出た時にはまた更新しようと思います。